鈴木 翔 トレーナー（パーソナルジム BPC Conditioning Room（ビーピーシー コンディショニングルーム）)のインタビュー

大学時代に出会ったトレーナーがきっかけに

大学生のとき、アルバイト先で出会ったトレーナーさんがこの道に進むきっかけになりました。当時は高校時代に負った怪我をずっと引きずっていて、知識もないままに周りから聞いた治療法を試していた時期でしたが、そのトレーナーさんにトレーニングやリハビリの方法を教えてもらって、かなり改善したんですね。それがすごく面白いなと。自分も同じように誰かの役に立ちたいと思い、トレーナーを目指すことに決めました。専門学校卒業後は、大手フィットネスジムでパーソナルトレーナーをしながら、サッカークラブなどチームスポーツの帯同などにも携わっていましたが、2023年11月に独立。パーソナルジム 「BPC Conditioning Room」を立ち上げました。今は、チームスポーツにも関わりながら、このジムを拠点に活動しています。

コンディショニングを基本にしたトレーニング

当ジムの特徴は、コンディショニングを基本にしているところですね。僕が一番得意なところでもありますが、コンディショニングで身体の根本、基礎中の基礎のところからきっちりと整えたうえで、トレーニングを行う。例えば、背骨が曲がった状態だといくらトレーニングをしても日常生活は困ったままになってしまうので、まずはそこをちゃんと整えてからウエイトトレーニングなど次のステップに進む、といったスタイルです。もともと僕が持っているのが、スポーツ現場でのリハビリ等がメインの資格なので、そこをアスリート以外の方にも応用したいなと。自分が得意な分野を活かしたパーソナルトレーニングを提供しています。

身体のケアを一緒にできるのが魅力

トレーニングスペースの隣には、整体やコンディショニングができるケアスペースも用意しています。自分が以前、コンディショニングジムで勤務していたときに使用していたものと同じ温熱整体マシンを導入していますが、パーソナルジムでここまでしっかりとしたコンディショニングを提供できるところは少ないんじゃないかなと思っています。パーソナルストレッチと整体を融合させた独自のリラクゼーションプランなど、お客さまからは「身体のケアを一緒にできるのが魅力的」だとよく言われます。

自主性を持ってトレーニングに向き合ってほしい

「カフェのような心地いい時間」をコンセプトにしているので、トレーニングのあとにくつろいでいただけるお茶の時間も大事にしています。コーヒーを淹れるのが好きなのもあって、いろいろこだわっていますね。トレーニングの質はもちろんですが、やっぱりお客さまとのコミュニケーション。カウンセリングの時間もすごく重要だなと思うんですね。普段、どのように過ごしているのか。生活習慣や趣味の話など、どこを変えたらもっとその方の生活が健康的になるのか。そういった面を探すのも自分の得意とするところです。その方が求めていることだったり、モチベーションが上がる声掛けだったり。とはいえ、言いすぎてしまうとやる気をそいでしまうので、僕が上から強制的に何か指導することは一切しません。例えば食事の内容をメールで送ってもらうときも、こちらからはほとんど返信しないんですよ。もちろん前回よりも健康に配慮できている内容になっていれば「いいですね」とコメントしますが、それは僕がいいと言ったからやるのではなく、ご自身でも考えてもらえたらいいなという気持ちです。チームスポーツで学生たちと接することも多いので、自主性を育てるというか、自分の意見がなくなってしまうのはあまりよくないなと。このジムに来て、どうやって自分を変えていくか。そこを一緒に考えていきたい。伴走していけたらいいなと思っています。

運動するハードルを低く感じてほしい

身体の基礎を整えるところから始めるトレーニングなので、運動初心者の方。健康に関することを始めたいけどきっかけがないという方などにぜひ来ていただきたいですね。パーソナルジムを通じて、生活が変わったり、人生が豊かになったり。そういうお手伝いができればと思っています。パーソナルジムというとゴリゴリマッチョな人ばかりが通っているのかなと思われるかもしれませんが、当ジムはカフェのような和やかな雰囲気なので、ハードルを低く感じてもらえるかなと。また、これまで20代から80代まで、幅広い年齢層の方のトレーニングを担当してきた経験も安心いただけるポイントかなと思います。体験も常時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください！

※上記記事は2024年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。