北川 英明 院長 ＆ 塙 有華 副院長（北川歯科医院)のインタビュー

1976年に開業した地域の歯科医院

【北川 英明 院長】

父親の知り合いに歯医者さんがいたので、よく遊びに行っていたのです。当時は技工（入れ歯や冠の製作）も歯科医師が手がけていたんですね。それを見ているうちに「面白い仕事だな」と思い、この道を目指すようになりました。神奈川歯科大学を卒業後、勤務医を経て、1976年に『北川歯科医院』を開院いたしました。今の建物になったのが1988年のことになります。

【塙 有華 副院長】

父（北川 英明 院長）の背中を見て育ち、自然とこの道を目指すようになっていました。小さな頃は医院が私の遊び場みたいなものでしたから（笑）、本当に自然と進路として選んだという感じですね。

神奈川歯科大学卒業後は母校で法医学を学び、その後、複数の医院で勤務医を務めたのち、父と共にこちらで診療をおこなうようになりました。

小さなお子さんからご高齢の方まで幅広く

【塙 有華 副院長】

開院当時からの患者さんもいらっしゃいまして、中には90歳過ぎの方もおられます。父の代からの患者さんは比較的ご高齢の方が多いのですが、最近は赤ちゃんを連れたお母さんも目立ちますね。当院には子育てがひと段落したベテランの歯科衛生士が在籍しています。お子さんの扱いに慣れていますので、赤ちゃんを連れてこられた際は上手に遊ばせてくれます。小さなお子さんを抱えたお母さんは医療機関を受診しにくいところがあると思うのですが、こちらには遠慮なさらず、どうぞ親子でご来院ください。

入れ歯も含め、審美的な美しさを求める方も

【塙 有華 副院長】

ご高齢の患者さんも多いということもあって、入れ歯の需要は多いですね。ピタリと合う、ちゃんと使ってもらえる入れ歯を作るには、私と患者さん、お互いの根気も重要です。新しくお作りしたものですと新しい靴と一緒で、どうしても合わない、痛い部分も出てきますから、調整をしなければなりません。それから、歯ぐきの形状も時間とともに変わっていきますので、その都度調整をしなければなりません。いずれの場合も患者さんに足を運んでいただくことになりますが、そこで対話する時間も後々治療方針に生きていくことになると思っています。

最近は針金の見えない、見た目のきれいな入れ歯も好評をいただいています。見た目ということでは、被せ物も白いものを望まれる方がひと昔前に比べて多くなってきた気がします。審美的なリクエストにもできるだけ応えていきたいですね。

おいしく召し上がっていただきたい

『北川歯科医院』では予防にも力を入れており、定期的に健診やクリーニングに訪れる患者さんが最近は増えてきました。中にはご高齢の方で、「ちょっと手が不自由になってきて」と、1ヶ月に1回、ここでしっかり磨いてもらう、という方もおられます。それもまた、歯科医院の上手な使い方だと思うんですね。

メンテナンスによって虫歯を初期の段階で治療したり、歯周病の予防や進行を遅らせることで、ご自身でしっかり噛んでおいしく召し上がってほしいと考えております。

地域の皆さんへメッセージ

【北川 英明 院長】

「噛めるようになって嬉しい」。そうした声は歯科医師になった頃から、私自身にとって変わらぬやりがいです。私も相応に歳をとってきましたが（笑）、できる限り副院長を支えていければと思っています。

【塙 有華 副院長】

当院はアットホームな歯科医院です。お一人おひとりの方としっかりお話をさせていただき、患者さんが望まれる治療をできるだけ実現していきたいと考えております。歯医者さんに怖いイメージを持っている方は少なからずいらっしゃると思いますけども、どうぞなんでも気軽にご相談いただければと思います。

※上記記事は2024年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。