鈴木 栄 院長(栄デンタルクリニック)のインタビュー

栄デンタルクリニック 鈴木 栄 院長

栄デンタルクリニック 鈴木 栄 院長 SAKAE SUZUKI

神奈川県横浜市。生まれ故郷でもある日吉で、2014年に栄デンタルクリニックを開院。

歯科医だった親の影響で歯科医に

親が歯医者だったのもあって、小さいころからすごく身近な職業だったんですね。憧れはなかったですけど、高校のときに将来どうしようかなと思ったときに歯医者というのも選択肢の一つとしていいのかなと。実際、親からも「手に職があった方がいい」と言われていたこともあって、歯科医の道を目指すようになりました。もともと川崎の方で親が開業していた歯科医院に努めていましたが、そこが古くなってしまい、親も高齢になったのでどうしようかとなったときに、心機一転して生まれ育った日吉に移転するのもいいのかなと。2014年に改めて「栄デンタルクリニック」を開業しました。

ご自身でお口のなかを管理できるように

開院当初は、親もちょっとだけ診療に出ていたので、川崎のときからの患者さんも多いですね。基本的にはのんびりと診ています(笑)。歯科医になった当初から、患者さんの状態を悪いまま処置をしたくない、という想いは変わらないですね。クリーニングしてからの治療はもちろんですが、治療後はお口のなかを自分で管理できるようになってほしいと思っています。届かないところは仕方ないですけど、ある程度は自分で管理できた方がやっぱりお口のなかの状態が悪くならないですし、歯も長持ちするんですよね。メンテナンスに来ていただく方がほとんどですが、その際に歯磨きの仕方を指導することもありますし、高齢になると自分で、というのが難しくもなってきますから、「ここはできないんだな」とお口のなかをチェックしながら、その方のできるところを探ってアドバイスするようにしています。

予約の前後で患者が重ならないように

川崎のときからの患者さんは長いお付き合いの方が多くなりましたが、娘の同級生など開院当時から来てくださっている患者さんもいますし、患者さんの年齢層は幅広いように思います。治療を始める前には、患者さんのお話をよく聞くように心がけていますね。歯科医院に来る、ということはやっぱり何かに困っていらっしゃるので、今何に困っているのか、状態はどんな感じなのか、それをしっかりと聞きたいなと。必然的にお話も長くなってしまうので、当院は診療時間も長めに取っています。コロナ禍もあったので、予約の前後で患者さん同士が重ならないように時間を組んでいます。

落ち着いた雰囲気での治療を

ユニットも1台ですし、治療がせわしない、ということはないかなと思います。患者さんがたくさんいらっしゃる大きなクリニックだと他の患者さんの目が気になる、と言われる方も少なくないですが、その点では落ち着いて治療を受けていただけるはずです。患者さんと向き合うときには、なるべく押し付けないように、ということも意識しています。患者さんのポテンシャル、できる範囲にあわせたアドバイスをしたいですから。

お口の状態を自分で把握することが大切

今後も、今の歯の状態をいい状態になるように治療し、それを患者さんご自身が維持できるように、という診療のスタイルは変えずにいきたいなと思っています。定期的にメンテナンスに来ていただければ、お口のなかをチェックして、そのときの年齢やライフスタイルにあわせたアドバイスをすることができますので。やっぱり自分の身体のことなので、まずは自分のお口の状態が今どうなのか、ということをご自身で把握いただきたいですね。そのうえで、いい方向に持っていけるようなケアを続けることが大切です。痛みがないと歯医者さんって行ったらダメかなとは思わず、今どうなっているのか気になったときにぜひ。いい状態を保つためには、その方がいいかなと思います。

 

※上記記事は2024年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

栄デンタルクリニック 鈴木 栄 院長

栄デンタルクリニック鈴木 栄 院長 SAKAE SUZUKI

栄デンタルクリニック 鈴木 栄 院長 SAKAE SUZUKI

  • 出身地: 神奈川県横浜市
  • よく読む本・愛読書: ミステリー系
  • 好きな映画: 「ニューシネマパラダイス」からコナンまで何でも好きです
  • 好きな言葉: なるようになる
  • 好きな音楽: オールジャンル
  • 好きな場所: 家族のいる場所

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