相原 一之 院長(新横浜歯科医院)のインタビュー

新横浜歯科医院 相原 一之 院長

新横浜歯科医院 相原 一之 院長 KAZUYUKI AIHARA

東京都出身。東京歯科大学卒業。2003年より新横浜歯科医院で医長を務め、2005年に院長に就任。

学生時代からの縁で当医院に勤務に

新横浜歯科医院は、菊名にある花井歯科口腔外科と花井歯科診療所とのグループ院です。理事長を務める花井淳一郎先生は私の一つ上の学年で、学生のころからの知り合いでありました。花井理事長も私も10年ほど大学病院に勤務しており、その在籍期間中の2000年に、病院からの要請で、沖縄の離島診療に丸1ヶ月間一緒に派遣され従事した経緯があります。そのことをきっかけに、花井先生がご実家の歯科医院に戻るタイミングで新横浜歯科医院での勤務のお誘いを受け、現在に至っています。今は新横浜歯科医院では院長として、また花井歯科口腔外科でも週に一度診療を行っています。

複数のドクターが幅広い領域で専門的な治療を

当院は、昭和61年(1986年)にこの新横浜駅に開院し、既に40年近くが経とうとしています。住宅街とオフィス街が共存するという特殊な場所柄、老若男女さまざまな年齢層の患者さまにこれまで来院していただいてます。駅の反対側は一軒家の住宅街が広がり、まだ畑なども散在します。古くから住んでる方も多く、そんな開設当時から来て下さっているおじいちゃま、おばあちゃま、反面、開発著しい新しくできたマンションなどのファミリー層、そして駅正面に広がるオフィス街に勤務されるサラリーマンの方々、と非常に幅広い層の患者さまに来院いただいているのが大きな特徴です。

私を含め常勤のドクターが3人、非常勤のドクターが2人、さらに矯正の専門医が来る日もあり、常時34人のドクターで診療を行っています。私を含めたドクターは母校の東京歯科大学で、保存、補綴、口腔外科、矯正、とそれぞれ専門の科に在籍·研鑽しており、その経験、経緯を活かし、ここではより専門的な見知から様々な症例に対応し、時にはワンチームとして患者さんに向き合っているのも当院の特徴のひとつです。その結果、一つの治療法に偏らず、様々な視点からその患者さんにベストな治療方針を導き出せるよう努めています。

歯科医の使命は患者の痛みを解消すること

患者さんが歯科医院に来院する最も大きな理由は、い·た·みではないでしょうか。痛みにも各々原因や症状に違いはありますが、まずは何はともあれその痛みを取り除いてあげる!というのが我々歯科医師の使命だと常に思っています。歯の痛みというのは薬を飲めば痛みが引くものでもなく、わりと我慢ができないものだなと思うんですよね。皆さんも一度は経験あるのではないでしょうか。ですので、予約がなくて飛び込みでいらっしゃった患者さんにも可能な限り対応するよう心掛けています。ドクターも複数いますので、そういった場合にも対応しやすい環境のクリニックだと思いますよ。

 

治療から予防へ。患者の意識にも変化が

もともと私は補綴といって入れ歯や差し歯、審美歯科を専門としており、歯科医になってもう30年以上が経ちました。最近はむし歯が減っていますし、欠損、いわゆる歯が抜けて無くなっている方も少なくなってきています。歯科医師会の業務で、1歳半や3歳児の歯科健診に行くこともありますが、お子さんのむし歯もめっきり減ってきていると実感します。この30年で国民の歯やお口の中に対する意識というのは大きく変化したと感じてます。歯を大事にするようになられ、治療もしっかりされるようになり、更に今はそこから予防をちゃんとしてお口の中を健康に保とうという意識にシフトしていると強く感じます。定期健診も忘れずにいらっしゃる方も増えてきていますし、ブラッシングの方法など積極的に尋ねられる方々も増えてます。これは大変いいことだと感じてます。治療する時代から予防する時代に歯科界は変化してきていますね。

なるべく分かりやすく丁寧な説明を

皆さん歯のことってよく分からないこと多いですよね?歯の状態や治療法の説明を聞いても、専門用語が多くて何を言っているのかわからなかったり、治療法についても。幾通りもあって何がなんだかわかり辛かったり、想像が付かなかったりと。そんなわからないことをひとつひとつ丁寧に、レントゲンや模型、口腔内写真などを使って、患者さん目線に立ってわかりやすく説明することを日頃から心掛けています。併せて、近年の歯科治療は歯科用CTや歯科用マイクロスコープなど最先端の機器を活用しての診断、治療といったものが主流となってきています。私達はそういった新しいものも併用しつつ、患者さんに寄り添い、納得された上でより良い治療が提供できるよう日々努めています。

何か疑問に思ったり、どうしたら良いのだろうなどと悩んだ時は気軽にご相談ください。セカンドオピニオンでも構いませんよ。また、今痛みがないという方でも無症状のうちに進行していることもあります。最初の一歩が大事です。症状が軽いうちに治療をし始めれば、痛みも少なく治療期間も回数も少なくて済みます。定期的な検診を受けてお口の中、さらには全身の健康維持に努めてください。



※上記記事は2024年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

新横浜歯科医院 相原 一之 院長

新横浜歯科医院相原 一之 院長 KAZUYUKI AIHARA

新横浜歯科医院 相原 一之 院長 KAZUYUKI AIHARA

  • 出身地: 東京都
  • 好きな本: 落合信彦、宮部みゆき
  • 好きな言葉: 点滴穿石
  • 好きな場所: 海

INFORMATION