田辺 哲也 院長（田辺歯科医院)のインタビュー

歯科医の父の背中を追いかけた

私の父も歯科医をしていました。親から言われたわけではなく、物心ついた時から自分は歯医者になるのだと自然に思っていました。そのため、進学する際には迷わず歯科医の道へ進みました。大学卒業後、2年間大学に勤務し、勤務医として5年間働いていましたがそろそろ独立をと考えていた矢先、先に開業していた先輩から今の場所を譲り受け、開業しました。

開業当時から『予防歯科』を推奨

歯科医院というと痛くなってから来る場所、というイメージがあるかもしれません。もちろん、痛くなってからの治療もするのですが、まずはむし歯にならないように『予防』することの重要性を伝えていきたいと思っています。永久歯は一度傷めてしまうと、生え変わることはありません。だからこそ、今あるご自分の歯を大切にしてほしいのです。当院の患者様には、半年に一度は症状など気になることがなくても受診してくださいとお声がけしています。専門の歯科衛生士による定期健診で、自分の歯を守っていきましょう。私の理想は『予防歯科』がしっかりと浸透し、治療をしない歯科医院になることです(笑)。

自分の歯をできるだけ残す治療を

一生自分の歯を使い続けることを、とても大事に考えています。だからこそ、治療の際もできるだけ削らない、できるだけ歯も神経も抜かないということをモットーにしています。治療の際に考えるのは、私自身がされたら嫌だと思う治療はしないということです。矯正についても抜歯はせず歯並びを調整するように行うタイプのものを採用しており、基本的にこどもを中心に治療しています。今ある患者様ご自身の歯でできることはなんだろう、そういった視点で治療にあたっています。

患者様の安心安全のために滅菌を徹底

私達は患者様の口の健康をお預かりするわけですから、治療で使用する器具や院内についても細心の注意を払っています。ドイツ製の専用の医療機器で隅々まで綺麗に洗浄したり、高圧蒸気で完全滅菌できる滅菌機も採用するなど治療に使う器具の滅菌はもちろん、診療前・後の清掃や院内の空気を除菌するシステムを採用するなど、できることは積極的に採用し取り入れています。

開業して30年、これからも地域に貢献していきたい

もともと先輩から譲り受けたこの場所ですが、今ではすっかり大倉山が大事な場所になりました。気づけは開業して30年以上が経ち、親子3代で通っていただいている患者様も多くいらっしゃいます。これからも『予防歯科』の取り組みに力を入れ、地域の皆様のお口の健康をサポートしていきます。まずは自分の口の中をチェックしてみませんか？お待ちしています。

※上記記事は2024年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。