河合 邦彰 院長(横浜アリーナ前歯科)のインタビュー

横浜アリーナ前歯科 河合 邦彰 院長

横浜アリーナ前歯科 河合 邦彰 院長 KUNIAKI KAWAI

神奈川歯科大学を卒業後、母校の大学病院で診療にあたる。歯周病やインプラントを中心に10年あまり経験を重ね、「新横浜駅」そばに開業。(市営地下鉄ブルーライン「新横浜駅」7番出口から徒歩4分/JR「新横浜駅」徒歩7分)

歯科医師である父の想いを継ぎながら、横浜に自身のクリニックを開業

父が実家で歯科医院を開業しており、1階がクリニック、2階が自宅という環境の中で育ちました。父が診療する様子を見ながらも、特に歯科医師を目指していたわけではないのですが、自分が三人兄弟の長男であることもあり、両親の「後を継がせたい」という想いも感じましたし、弟たちへプレッシャーをかけてはいけないとも思い、長男として「空気を読んだ」というところでしょうか。そのようなことが歯科医師を目指す理由ではありましたが、今となっては歯科医師になって本当に良かったと思っています。

大学は横須賀市にある父と同じ神奈川歯科大学に入学し、同時に横浜に住まいを移しました。卒業後も同大学附属の横浜クリニックに籍を置いて経験を重ねました。それから開業までの10年間、前半の5年は歯周病、後半の5年はインプラントを専門に診療し、認定医や専修医といった資格も得ました。

開業にあたっては、大学時代からの横浜での生活の中で、この土地に魅力を感じていましたので、その大好きな横浜の中でも、特に活気がある場所と感じていた港北区で2020年4月に『横浜アリーナ前歯科』を開設しました。ただ、父にとって私が実家の歯科医院を継がずに横浜で開業したことは予想外のことだったかもしれません(笑)。ですが、取得したインプラントの資格を活かし、月に1回程度、実家の歯科医院にインプラントの出張オペをしています。予想とは違う形ではありますが、父の歯科医院と連携することで、父の想いを受け継げているのかもしれません。

根拠に基づく適切な治療を提供するためのコミュニケーション

『横浜アリーナ前歯科』では、私がこれまでに培ってきた知識や技術を活かし、患者さんが生涯ご自身の歯で食事ができるよう、お口の健康をサポートすることを第一に考えています。

その前提として、患者さんにお口の状態を理解してもらい、それぞれの方に適した治療やメンテナンスをご提案できるよう、言葉だけでなく「目で見てわかる説明」を心がけています。そのための説明ツールとして、動画やイラスト、口腔内画像などもお見せしながら、治療方針をカウンセリングルームでしっかりとお伝えし、ご理解・ご納得いただいた治療方針に沿って治療を進めます。

また、私自身は一度もむし歯になったことがなく、これまでの治療経験は親知らずの抜歯と矯正治療くらいです。最初は歯科医師になることなど考えてもいなかったですし、実はほかの職業についても興味津々なんです(笑)。ですので、診療のことだけではなく、合間には患者さんと雑談でもしながらいろいろお話ししたいと思っていますし、そんな会話から、少しでも楽しく通院していただけたら嬉しいです。イメージとしては「喫茶店のマスター」のように、患者さんと何でも気軽に話し合える関係でありたいですね。

インプラント・歯周病治療を中心とした質の高い歯科医療

10年以上にわたって、大学病院で治療経験を積んできましたので、その頃の経験を活かし、当クリニックでもCTやマイクロスコープ、最近導入したものでは優れた殺菌効果で歯肉を改善する効果のある歯科用レーザーなど、先進的な設備を駆使した大学病院と同等レベルの環境を整え、きちんとしたエビデンス(医学的根拠)に基づいた診療をおこなうことをコンセプトにしています。

特に、インプラント・歯周病に関しては専門的な知識と経験を活かして取り組んでいます。歯周病は、細菌によって歯周組織が破壊され、歯を支える骨が溶け、やがて歯が抜け落ちてしまう病気です。実は、これと同じような現象がインプラント治療後にも起こることが分かっていて、これを「インプラント周囲炎」といいます。みなさん、インプラントを入れたら一生長持ちするとお考えかもしれませんが、インプラントは天然歯以上に感染を起こしやすく、これまでもインプラント周囲炎に悩むたくさんの患者さんを担当してきました。私は学問としての「歯周病」や「インプラント」が好きで、この分野を究めてきたという自負があります。このクリニックにおいても豊富な臨床経験をいかして、インプラント周囲炎のリカバリーに力を入れていきたいと思っています。

院内の衛生管理を徹底し、安心・安全な治療をおこなう

お話していますとおり、質の高い治療、先進的な設備で取り組んでいるわけですが、しかしながら何よりも医療をおこなう上で最優先されるべきことは、衛生的な環境です。院内の衛生管理が徹底されていてはじめて、安心・安全な医療をご提供できると考えています。

開業にあたっては、世界標準の「クラスB」滅菌機を導入するほか、使い捨てにできるものはディスポーサブルのものを採用するなど、徹底した衛生管理をしています。

また、診療台はパーテーションでゆるやかに区切り、プライバシーに配慮しているほかに、オペ専用の特別診療室を設け、体調の急変に素早く対応できるように、術中は生体情報モニターで血圧や心電図、脈拍、血中酸素などを確認しています。

お口まわりに気になる症状がありましたら、お気軽にご相談を

『横浜アリーナ前歯科』は、「新横浜駅」から歩いて5分ほどの場所にあります。

今は、インターネットなどに情報があふれていて、ご自分にとって「何が正しい情報なのか」を見極めるのが難しい時代です。錯綜する情報に惑わされたり、不安に感じたりする方も多いかもしれません。また、近年は歯周病が引き起こす様々な疾患がメディアでも取り上げられるようになり、皆さまの注目もたかまりつつあるのではないでしょうか。当院では、きちんとしたエビデンスに基づいて、お一人お一人に適した治療をご提案します。
ご来院いただきましたら、まずは受付にお声がけください。お帰りの際も、医師に確認したいことなどがございましたら、気軽に受付スタッフにお伝えください。お口まわりに気になる症状など、ご相談いただければと思っています。

 

※上記記事は2024年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

横浜アリーナ前歯科 河合 邦彰 院長

横浜アリーナ前歯科河合 邦彰 院長 KUNIAKI KAWAI

横浜アリーナ前歯科 河合 邦彰 院長 KUNIAKI KAWAI

  • 出身地: 愛知県
  • 趣味: 野球観戦、時計・車のカタログを見ること
  • 好きな本: 推理・ミステリー小説
  • 好きな映画: ボーン・アイデンティティー
  • 好きな言葉: 真面目、力いっぱい
  • 好きな音楽・アーティスト: ジャズ/Mr.Children
  • 好きな場所: 横浜

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