かざま歯科クリニック 風間 裕之 院長 HIROYUKI KAZAMA
日本歯科大学生命歯学部卒業。同大学附属病院臨床研修修了。橋口歯科厚木診療所に14年間勤務。同診療所院長を経て、2020年6月に『かざま歯科クリニック』を開院
日本歯科大学生命歯学部卒業。同大学附属病院臨床研修修了。橋口歯科厚木診療所に14年間勤務。同診療所院長を経て、2020年6月に『かざま歯科クリニック』を開院
父が歯科医師で自宅の1階で開業していました。身近に見て育ったので、手に職をつけたいと進学先を考えた時に、自然に歯科医師の道へと進んでいましたね。大学卒業後は、厚木市の診療所に14年間にわたり勤務しました。そこは大きな診療所でしたので、様々な歯科医師の個性や考えに触れることができたことは貴重な経験だったと思います。日々、多くの患者様がいらしたので、いろいろな症例を経験したことが今の自分につながっていると感じています。
14年間の勤務医時代の間に、私自身のライフスタイルの変化もありました。元々は独立を強く望んでいたわけではなかったのですが、私が導入したい機器や設備があったとしても、組織の中にいると、すぐに決断できないことなどにもどかしさを感じることもありました。そうしたタイミングなどが重なって独立を決め、場所を探し始めました。当院は日吉駅から徒歩15分ほどかかる場所にあります。駅近で賑やかな場所より、自分が生まれ育った場所のように落ち着いたところで地に足をつけてやっていきたいと思いました。学生時代にラグビーの試合で日吉に来た時に印象に残っていたことも決め手となりましたね。
当院では、患者様と一緒に治療方針を決めていく姿勢を大事にしています。医学的に見て適切と考えられる方法をお勧めしても、それが一概に患者様のご要望に沿うものとも限りません。様々な方法を患者さんと一緒に相談しながら、双方が納得した上で処置をおこなっていくことを心がけています。当私自身が受けたいと思える診療をご提供し、患者さんと同じ目線で考えていける歯科医師でありたいですね。ある日、あまり食べられず、歩くことも大変だったご高齢の方が、当院に来てくださったんです。そのうちに体調も良くなってきたと通院してくださって、義歯をお作りしました。その義歯が患者様にとても良かったみたいで、「食事も美味しく食べられるようになった」と喜ばれて、今も1ヶ月に1回メンテナンスのために来てくださっています。その都度、「本当にここに来て良かった」と笑顔で話してくださるのが嬉しいですね。
保険外診療も含めると様々な治療法がありますし、インプラント治療や矯正治療の分野では、スペシャリストと呼ばれる人たちがいますので、全て自分で請け負うことにこだわるより、患者様を第一に考え提案することを大事にしています。そのためにも広い視点・選択肢を持つ柔軟な姿勢を持つよう心かげていますね。私が治療をするよりも、その領域に長けた専門医の方がいいと判断し、ご紹介するケースもあります。当院は小さなお子さんからご高齢の方まで、幅広い層の方々にご利用いただいていますが、お子さんの治療の際に、すごく嫌がっている子にその時に無理やり治療を勧めることよりも、小児歯科専門医を紹介することもありますね。嫌がっている子にその場ですることよりも、歯科医療自体が苦手になってしまう方が良くないですからね。
当院は患者様とじっくり話し合って、納得の上で処置を始めることを大事にしていますので、お気軽にどんなことでもご相談にいらしてください。地域の皆様が長く笑顔で生活できるよう、その場限りの治療ではなく、患者様の立場に立地、ベストと考える治療・サービスを真心をこめて提供して参ります。
※上記記事は2024年7月に取材したものです。
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