矢吹 秀哉 院長・矢吹 司 副院長(矢吹歯科医院)のインタビュー

矢吹歯科医院 矢吹 秀哉 院長・矢吹 司 副院長

矢吹歯科医院 矢吹 秀哉 院長・矢吹 司 副院長 HIDEYA YABUKI・TSUKASA YABUKI

【矢吹 秀哉 院長】
東北歯科大学(現:奥羽大学)卒業。昭和59年(1984年)8月25日に『矢吹歯科医院』を開院(東急東横線「綱島駅」より徒歩4分、東急新横浜線「新綱島駅」より徒歩7分)。

40年に渡って地域の人々のお口の健康に貢献

【矢吹 秀哉 院長】

父は内科の開業医でした。父の姿を見て育ち、地域医療に貢献する道に進むことを決めたのです。『矢吹歯科医院』は1984年に開院いたしました。業者の勧め、親類の勧めで綱島に場所を得て、それから40年が経った計算になります。

【矢吹 司 副院長】

父の背中を見て、というのはまるっきり同じですね(笑)。様々な可能性を考えた結果、父と同じ道に進むことを決めたのです。日本歯科大学を卒業後、都内や横浜の医院に勤務し、2021年より父と診療を共にしています。

父の頃から通ってきてくださっている方が多く、全体の割合からすると患者さんは50代以上の方が多いでしょうか。私が診療に携わるようになってから、検診を担当している保育園のお子さんや、そのご家族の方など、若い世代の方も増えてきました。

患者さんのその先の人生を想像しながら

【矢吹 司 副院長】

治療は患者さんにご理解いただくことから始まります。理解がなくては、治るものも治っていかないと思うんですね。現在の状態はどうなのか、だからこういう治療が必要ということをご理解いただき、提案した中から選択肢を選んでいただくことになってきます。ご提案をする際には、これから先の生活を想定することが大切で、当然、20代、30代の人とご高齢の方とでは変わってきます。例えば歯を失った場合に、お口が健康で、かつ長く使うことを想定すればインプラントは有効な選択肢となってくるでしょう。ご高齢の方の場合、お身体に負担の少ない治療を提案することが基本となります。おひとりおひとりのご希望や状況を踏まえ、その先の人生を想像しながら治療を進めていきます。

医療は万一に備えることが大切

【矢吹 秀哉 院長】

治療以前のこととして、お薬は何を飲まれているかなど、全身の状態を把握することが大切です。治療に入る前に、全身の状態を把握することが今後はますます重要になってくるでしょう。私は介護認定審査員を10年の間務めてきました。みなさん、お口はもちろんのこと、目や耳、様々なところに疾病を抱えておられ、それらが何らかの関連性を持って疾病として表出していると考えられます。医科も歯科も同源であり、治療者はそのことを頭に入れておくことが大切なのです。

当院では笑気麻酔を扱っています。歯科治療に対する不安感を強く持っている方や、理解はしていてもどうしても身体が拒否してしまう方に対して用いることがあります。様々な準備をした上で、使わないならそれはそれでいいのです。何かに遭遇するかもしれない。常に万一のことを考え、備えておく必要があるのです。後を継いでくれる副院長もその方針を継いでくれることを嬉しく思っています。

状況とその人の想いを汲んで、最も適切な選択肢を提供

【矢吹 司 副院長】

全身疾患の話で言うと、舌がんなどは発見が遅れると後手後手になってしまいますので、早期発見できるよう常に気を配っています。治療の中では根の治療(根管治療)が特に重要と認識しており、レントゲンやCTの撮影をし、今の状態を詳しく説明した上で患者さんと治療方針を決めていきます。語弊があるといけないのですが、歯を抜くのは簡単です。重要なのは、抜いた先の未来と、残す処置を行って510年保つ未来と、どちらを選ぶか、と言うことです。何が何でも残せるわけではありませんし、何が何でも抜けばいいというものでもありません。CT等による状況の判断に加え、年齢や生活、そしてその人の想いを汲んで想像していくことが大切と考えています。

地域の皆さんへメッセージ

【矢吹 秀哉 院長】

人と人の巡り合いには、何かの意味があると思うのです。そして出会いは、連綿と引き継がれていきます。そこで培われてきた思想や哲学が引き継がれることによって地域の方々に理解されていくと考えております。医療に対する考え方もしかりで、私の考えを副院長が引き継いでくれることに本当に感謝しています。

【矢吹 司 副院長】

お口は健康の入り口です。食べられる人はいつまでもお元気ですし、逆に食べられなくなってしまうと、人の衰えは早くなってしまいます。お口の大事さということを知っていただきたいですし、お口の健康を保つお手伝いを私たちが担えればと考えています。お口のことで何かご心配なこと、不安なことがありましたら、お気軽にご相談ください。

※上記記事は2024年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

矢吹歯科医院 矢吹 秀哉 院長・矢吹 司 副院長

矢吹歯科医院矢吹 秀哉 院長・矢吹 司 副院長 HIDEYA YABUKI・TSUKASA YABUKI

矢吹歯科医院 矢吹 秀哉 院長・矢吹 司 副院長 HIDEYA YABUKI・TSUKASA YABUKI

  • 出身地: [院長]福島県 [副院長]東京都
  • 趣味・特技: [院長]山登り、ゴルフ [副院長]ゴルフ、筋トレ
  • 好きな本・作家: [院長]南木 佳士、大鐘 稔彦[副院長]小説/『存在のすべてを』
  • 好きなドラマ・映画: [院長]『北の国から』 [副院長]『RUDY』
  • 好きな音楽・アーティスト: [院長]グループ・サウンズ/ビートルズ [副院長]J-POP、洋楽全般
  • 好きな場所: [院長]丹沢 [副院長]ゴルフ場
  • 座右の銘: [院長]「以和為貴」 [副院長]「初志貫徹」

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