吉野 正浩 院長(よしの歯科医院)のインタビュー

よしの歯科医院 吉野 正浩 院長

よしの歯科医院 吉野 正浩 院長 MASAHIRO YOSHINO

新潟県出身。神奈川歯科大学補綴科の非常勤講師として勤務。その後、「よしの歯科医院」を開院。

真面目に丁寧な治療を

歯科医になってから10年ほど大学の歯学部で教職に携わり、その後「よしの歯科医院」を開業しました。開業してからはもう20年以上でしょうか。当時から、基本をしっかりと真面目に丁寧に、というスタンスは変わらないですね。それに加えて、歯科医でなければ対応できないという治療以外は、衛生士や助手などスタッフの誰がやっても同じ結果になるようメカニカルなところを整えていきたいと思います。

予約時間にあわせて待ち時間ゼロ

もう一つ、時間厳守も大きな特徴かもしれませんね。僕自身、待つのが嫌いなんですよ。例えば、大きな病院に行くと1時間待って治療は数分ということもありますよね。当院では、予約時間にあわせて来院いただければ待ち時間はほぼゼロ。その時間内で、治療もしっかりと終わらせるように対応しています。もちろん、それは自分の技量がなければ対応できないことでもありますから、今も研鑚を続けています。

噛みあわせなど全体のバランスを考えた治療を

歯の治療のイメージは、簡単に言うと穴が開いたら埋めるというパンク修理に近いようなものがあるかと思いますが、それはほんの一部。やっぱり全体のバランスを診ることが大事なんですね。噛みあわせというのは総合的に判断することが重要になります。しかも、加齢とともに変化していくものですから、それを見据えてバランスを調整していかなければなりません。歯周病やむし歯のお悩みでいらした患者さんに対しても、それだけを治して終わり、ではなく噛みあわせのバランスを診て今後もよく噛めるような治療を行っています。

ユニット横にはタッチパネル型モニターを設置

患者さんには、自分の身内だったらどうするかな、ということを基準に治療法などを提案するように意識しています。この状態で5年後、10年後、どうしたら過ごしやすいかなという視点ですね。説明をするときも、モニターを使ったりして分かりやすくお話するようにしています。ユニット台の近くにあるモニターはタッチパネルになっていて、すぐにデータを呼び出せるようにしていますが、これは自分で設置したもの。タッチパネル対応のモニターが歯科の業者になかったんですね。自己責任という形で整えましたが、口内の写真もタッチするだけで拡大ができますから、患者さんにも分かりやすいと言われることが多いですね。

定期健診などで早めのチェックを!

大学で教職に携わっていた経験から、今後の歯科業界がよりよい方向にいけばいいなという想いも持っています。そのためにも、自分のなかで信じるものをしっかりと持って、そこを軸に丁寧な治療を提供していきたいですね。開業して20年以上と、長い付き合いの患者さんも多くなってきました。開院当初60歳だった方も80代。そういった高齢の患者さんにもおいしくご飯を食べていただきたいですから。今後も、噛みあわせを考慮した治療を提供してきたいと思っています。脚の筋肉も、痛くなると重心をずらして痛くないところで歩こうとすると思いますが、歯も一緒で食べにくいと食べやすい方でばかり噛んでしまって噛みあわせのバランスが崩れてしまう。両方ともきれいな状態で何も考えずに食べられることが一番ですから。高齢になっても自分の歯で食べられるよう、まずは早めのチェックを。今は痛くないから、と言わずに定期的に検診にいらしてください。

 

※上記記事は2024年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

よしの歯科医院 吉野 正浩 院長

よしの歯科医院吉野 正浩 院長 MASAHIRO YOSHINO

よしの歯科医院 吉野 正浩 院長 MASAHIRO YOSHINO

  • 出身地: 新潟県
  • 趣味・特技: お教えください。
  • よく読む本・愛読書: お教えください。
  • 好きな映画: お教えください。
  • 好きな言葉: 守破離
  • 好きな音楽: お教えください。
  • 好きな場所: 星空が見えるところ

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