すだ歯科医院 須田 孝則 院長 TAKANORI SUDA
鶴見大学歯学部卒業後、大学病院と知人の歯科医院で研鑽を積み、1985年須田歯科開業。2003年アークデンタルクリニック青葉台、2010年アークデンタルクリニック新横浜院をそれぞれ開院し現在に至る。
鶴見大学歯学部卒業後、大学病院と知人の歯科医院で研鑽を積み、1985年須田歯科開業。2003年アークデンタルクリニック青葉台、2010年アークデンタルクリニック新横浜院をそれぞれ開院し現在に至る。
この地に開業して間もなく40年。長かったというよりも、あっという間でした。その日、来院された患者さん一人一人にどのような治療が適しているのか、考えて、施術して、気がつけば・・という感じがします。
医療系の家系で、医師か歯科医師のどちらか迷った時期もありました。叔父が歯科医師であったことと、父が「これからは歯医者の時代だ」と勧めてくれたことがこの道に進んだ一因です。細かい作業も苦になりませんし、何より患者さんから「治療をして良かった。」「ありがとう。」、と言って貰えるのが嬉しいです。
長年背を丸めた体勢で細かな治療をしていると、職業病なのでしょうが背骨にも指先にも不調が出てきます。けれど、歯科医師の仕事がイヤだと思ったことは一度もありません。また、文字は右で書いていますが元々は左利きなので、治療を続けていくうちに両利きになり、この仕事をしていく上ではかなり有効です。そういう意味では歯科医師という職業は天職と言えるかもしれません。
虫歯や歯周病といった一般歯科はもちろんのこと、矯正・小児矯正、審美治療や義歯、インプラント、歯科口腔外科、口腔癌検診まで診療科目は多様にわたり、それらに伴うCTやオペ用診療台などの設備も完備しています。また、それぞれに特化した技術を持つ歯科医師と相互協力し合って、患者さんの治療に力を注いでいます。加えて、診察に来られた患者さんが心置きなく治療に専念していただけるように、キッズスペースや保育士が常駐している託児ルームを併設し、また送迎サービスも実施しています。
患者さんの症状と、ライフスタイルに合致した診療を、当院のスタッフが一丸となり、チーム医療として提供することを、モットーとしています。
生きるためには食べることがとても大事です。ですが、しっかり噛むことができないと食事の時間が辛いものとなってしまいます。
以前、来院された患者さんから「入れ歯を入れたものの、どうも具合が良くなく、しっかり噛むことができず言葉も明瞭に発せられない。」とのご相談を受けたことがあります。この患者さんはインプラントを希望され、本数も多く治療期間は2年ほど要しましたが、治療後に何でも噛めて食べられるようになったと、とても喜んでくださり、少しふくよかになられて定期健診にいらしてくださいます。生活環境や口腔内の状態にもよりますが、毎日のお手入れや定期的な検診をきちんとされていると長持ちするものです。
しかし、治療期間が長引くとなかには、途中で挫折してしまう患者さんもいらっしゃいます。当院では、そのようなことがないように、ケースによっては治療前のお口の状態と治療後の治った状態をシュミレーションし、模型を造ってご覧に入れ、治療計画をきちんとご説明しております。目視をしていだくと、しっかりと治したいという想いが強く湧き、治療のゴールがあると知ると治療を続ける根気も続くのです。
歯科医師として患者さんに寄り添うこと、心のケアはとても大切だと思っています。治療を施すだけでなく、納得いただくまで話し合いをし、通い続けていただくこと、また定期健診など長きに渡ってトータルコーデイネイト出来るよう、心掛けております。
大学で義歯を学び、卒業してからインプラントの技術を身につけました。湯川秀樹博士の『1日生きることは1歩進むことでありたい』 が座右の銘です。1日1日を大切にし、進歩したいと思っています。
アドバンスなインプラントの場合、骨造成から始めることになるのですが、その中で特に上顎の骨がない場合は難易度はぐんと増します。しかし、インプラント治療の実践も40年以上になり、長年の症例数と経験があるからこそ、当院で対応できると言えます。また、必要に応じてヒアルロン酸やボトックスを活用したり、有効な治療法は適時学び、取り入れることを心掛けています。現代社会においてストレスを感じている人は多いでしょう。知らず知らずのうちに歯ぎしりや食いしばりをしていて、歯に負担を掛けているだけでなく、エラ張り、歯ぎしりによる肩凝り、頭痛、或いは顎関節症に悩まされていませんか?ガミースマイルで笑顔に自信の無い方なども、当院でご相談いただけます。
他院で「インプラントは無理です。」と言われた患者さんが来院された際に、インプラントに必要な骨の再生から行うため、治療期間は一般的なものよりも長く掛かりましたが、ご納得いただけるインプラント治療を終えることができました。どうすれば治療が可能になるか?他の先生の意見を聞くこともあるし、新たに学ぶこともあります。スタッフと共にひとつになり、チーム医療で患者さんに寄り添う。ここでなら対処できると自負しています。
40年、そしてこれから。そのフェーズの先になにがあるのか。後進を育てながら、わたしもチームの一員として体が動く限り、この道を究めたいと考えています。
※上記記事は2024年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
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