小野 優 院長(小野歯科クリニック)のインタビュー

小野歯科クリニック 小野 優 院長

小野歯科クリニック 小野 優 院長 SUGURU ONO

山梨県出身。山梨県内での開業を経て、1993年に小野歯科クリニックを開院。港北区歯科医師会会員。

縁があった横浜に開院

歯科医になろうと思ったのは、高校時代ですね。両親は歯科医とは全く関係のない仕事でしたが、僕が高校生のころはまだ歯科医院も少なくて。周りから向いているんじゃない?と言われたこともあったので、目指してみようかなと。歯科医になってから、最初は地元の山梨県で一度開業したんですね。その後、妻の実家が横浜だったので、たまたまこの場所に縁があって、改めて平成5年に小野歯科クリニックを開院しました。開院日がちょうど天皇陛下の結婚の儀が行われた日、6月9日だったんですよ。忘れもしない、というか忘れないように同じ日にしました(笑)。

保険診療を軸にした治療を

当院は保険診療がメインです。加えて、大学時代に入れ歯の教室に残っていたので、快適な入れ歯作りには自信を持っています。新横浜という土地柄、やっぱりサラリーマンの方が多いですね。開院当初は土日を休診日にしていたくらい周辺にお勤めの方ばかりでした。今は周りに住宅もできてきて、家族そろっていらっしゃる方も増えたように思います。サラリーマンの方が多いので、やっぱり歯周病には気をつけていただきたいと感じています。治療が終わられた方にも定期健診に来ていただけるようお手紙をお送りしたり、治療の際に歯周病の話をよくするようにしたりして、できるだけ早期から気をつけていただけるように心がけています。

しっかりとした説明とお待たせしない治療

患者さんと向き合うときには、その方がしっかりと理解するまで説明をするようにしています。例えばいきなり麻酔の注射を打たれたらいやでしょう。これから何をやるか、しっかりと伝えてから治療に入ります。治療方針に関しても納得いただくまでお話をするようにしていますね。あとは、予約の時間をきっちりと守ること。飛び込みの方はどうしても待っていただく形になりますが、サラリーマンの方は皆さんタイムテーブルで動かれているので、予約の時間になったらすぐに診察に入れるようお待たせしないことを心がけています。患者さんも時間通りに診察してくれるという認識を持ってくださっているのか、遅れる人はほとんどいないですね。時間通りに、というのは開院した当初から。自分が待たされるのが嫌いなタイプなので、性格なのかもしれません。

歯科医になった息子も一緒に

数年前から、歯科医になった息子も当院で診察を行うようになりました。僕も年を取ってきましたし、そろそろ息子に任せてもいいかなという気持ちもありますが、歯科医になって30年以上。ここで開院して25年以上が経ちますから「先生でないと安心できない」と言ってくださる方も多いんですね。そうなるとまだ完全に辞めるわけにはいかないなと。息子に託して、どういう風なスタイルで診察を続けていくか、というところは考えていかないといけないなとは思っています。実は娘も歯科医になり、同じく歯科医の妻のところで開業しています。同じ道に進んでほしいとは思っていなかったものの、2人が歯科医を目指すと聞いたときはうれしかったですね。歯科医仲間と後継者問題が話題に上がることもありますが、その点は心配することがないのでよかったなと。たまに息子が僕の歯を治療することもあるんですよ。

皆さんのかかりつけ医になれるように

痛みがなくても定期的に通っていただくのが一番大事なことだと思いますので、このエリアに住んでいらっしゃる方、お勤めしている方のかかりつけ医になれたらうれしいですね。人それぞれ合う、合わないがありますし、全ての人が当院と相性が合う、というわけではないかと思いますが、何かお困りごとがあるようでしたら、まずはご相談ください。なるべく痛いことはしないようにしていますので、歯医者さんにちょっといやだな、というイメージがある方もお気軽に来院いただけたらうれしいです。

 

※上記記事は2024年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

小野歯科クリニック 小野 優 院長

小野歯科クリニック小野 優 院長 SUGURU ONO

小野歯科クリニック 小野 優 院長 SUGURU ONO

  • 出身地: 山梨県
  • 趣味: サッカー、審判員の資格も持っています。
  • 好きな本・愛読書: スポーツ系
  • 好きな映画: アクション系
  • 好きな言葉: 1日を楽しく
  • 好きな場所: 軽井沢

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