杉本 拓磨 CEO(UND1SPUTED JAPAN(アンディスピューテッド ジャパン))のインタビュー

UND1SPUTED JAPAN(アンディスピューテッド ジャパン) 杉本 拓磨 CEO

UND1SPUTED JAPAN(アンディスピューテッド ジャパン) 杉本 拓磨 CEO TAKUMA SUGIMOTO

10代で空手を始め、20代で日本、オランダ、タイ、アメリカ合衆国でキックボクシングで活躍。引退後は、外資系教育機関にてエリアマネージャーを務める。2021年にパーソナルトレーナーとして『UND1SPUTED JAPAN』を設立(東急東横線「綱島駅」より徒歩1分、東急新横浜線「新綱島駅」からも徒歩1分)

人に恵まれ、支えられた選手生活から、誰かの助けになれる存在に

K-1で活躍したアンディ・フグに憧れ、「強くなりたかった」というのが格闘技を始めた大きな理由でした。空手を始めたのは高校1年生の時。部活から始スタートし、その後、彼と同じ正道会館の道場に入門し大学卒業まで続けました。そして20代になってからキックボクシングに転向しました。当時、K-1 WORLD MAXという70キロ級の大会ができて魔裟斗選手が活躍していたので「そこに出たい」と考えたんです。空手の大会では多少入賞もしていましたので、ほんの少し自信はありました。K-1チャンピオンの9割がオランダ人だったのでオランダに行って強くなろうと武者修行のため大学を卒業後に渡航。とにかく強くなりたくて、航空券だけ取り、オランダの有名ジムに事前に何のあてもなく行きました。そこでスパーリングをすぐにさせられて文字通りボコボコにされたのです(苦笑)。実際にキックボクシングをやってみると、空手とキックボクシングは全く違う競技だということに気づきました。僕の習っていた空手は顔への攻撃が禁止のため、顔面への攻撃ができなくて。顔を叩くこと悩んでいるとその瞬間にパンチが飛んでくるのです。相手はオランダのチャンピオンでした。アゴは開かなくなるし、顔は見たこともないくらい腫れ上がって心身ともに大きな挫折を味わいました。翌日からジムに行くことに恐怖を覚えるぐらいでしたからね(笑)。今となってはそれもいい経験だったなと思えるようになりました。オランダから帰国後、日本でプロデビュー戦を戦い、数戦を経て、規模の大きな大会のオファーをもらいました。
ところがその試合で受けた膝蹴りで鼻と腰を骨折し、試合どころか練習もすることができなくなってしまったのです。そこで、療養も兼ねて過ごしたのが八丈島でした。生活をしながら引退するのか、それとも続けるのか、ずっと悩んでいました。「せっかくだからもう1回チャレンジしてみたら?」と悩んでいた私を後押ししてくれたのが、八丈島でお世話になっていた人達の声でした。私自身も心の奥底でフェイドアウトは絶対に嫌だと思っていました。「よし、もう一回チャレンジだ」この時、アメリカに行くことを決めたんです。当時、アメリカでは格闘技が盛んになってきている頃でした。キャリア最後にアメリカで自分を試してみようと思い、お世話になったのが『UND1SPUTED(アンディスピューテッド)』というジムだったのです。渡米してしばらくは言葉が伝わらず仲間もできなくて1人で黙々と練習する日々を過ごしていました。毎日ジムのスタッフに片言の英語で「試合がしたい」と伝え続け10ヶ月ほど経ち、ようやく試合を組んでもらえました。会場はシェラトンホテル。会場について試合順を見てみると、メインイベントにラインナップされていました(笑)。試合の結果ですが、開始から40秒ほどしてまたも膝蹴りを右目上に受け、出血多量でドクターストップ。たった40秒で終わってしまい、ブーイングを浴びながら控室に戻りました。控室で傷口を縫合されながら、「これで僕のチャレンジも終わりか」と縫われながら泣いてしまいました。医務室を出たのは夜中の1時過ぎ。日本に帰ろうと思いドアを開けると、何とそこにはジムの仲間が総出で僕を待ってくれていたんです。「よくやったぞ」とみんながハグをしてくれたんです。負けに等しい結果だったのにも関わらず賞賛してもらえたんです。その瞬間、人種・年齢・文化が違っても、言葉がカタコトでも心が通じあえることを学びました。「まだ諦めるわけにはいかない」と強く感じ、練習を再開しました。すると、その試合を見ていた別のプロデューサーから声がかかり、三ヶ月後に試合が組まれ、今度は見事に勝利することができたのです。その試合はカリフォルニア全土にテレビ放映され、日本で有名なキックボクシングイベント『RISE』からオファーの声がかかり、帰国して試合をすることになったのです。『RISE』ではメインイベントとして試合が組まれましたが、残念ながら負けてしまいました。日本での引退試合には、オランダ時代にお世話になった方や、八丈島での恩人も来てくれました。強くはなかったですがキックボクシングに20代の時間を注げたことは大きな財産です。
選手引退後は、海外経験を生かし外資系教育機関に勤務し、エリアマネージャーを務めました。英語を使い世界を行ったり来たりして様々な国のスタッフと仕事をしているうちに、気がつけば10年間勤めていました。それぐらい楽しかったのですが、新型コロナウイルスの流行を契機に退職し、残った人生でフィットネスにもう一度貢献したいと思い、2021年にアメリカ時代に通っていたジムの名前をもらい『UND1SPUTED JAPAN』を設立いたしました。振り返ると様々なご縁が連なり、力をいただきジムを運営することができました。

人目構わずに頑張れば誰かが必ず見てくれてると思います。チャレンジすると見える景色が代わり、諦めそうなところでもう一踏ん張り。そうすることで自分の中で何かが変わります。そんな経験をこれまで様々な方の後押しですることができました。これからは私が皆さんの健康と元気をサポートする1人として貢献していければと思っています。

ココロとカラダを両面で整えていく

『UND1SPUTED JAPAN』では、1人ひとりのご希望に合わせたトレーニングメニューを作成、実施し、ココロとカラダの両面を整えていきます。筋力トレーニングに有酸素運動、メンタルフィットネスも併せておこなっていきます。トレーニングでは、フォーム、プログラム内容、そして呼吸方法が大切です。心拍計をつけモニターに表示をしながらトレーニングをします。トレーニング強度が上がるにつれて心拍数が上がってくるのをモニターで見られると皆さんきれいに深呼吸をされていきます。呼吸が整えば、気持ちも落ち着いてくるんです。気持ちを大事に、掛ける言葉1つひとつに気をつけています。ココロとカラダは一体のもの。カラダを整えながら、メンタル的なサポートもしていければと思っています。

科学的な根拠に基づくカラダづくりを

有酸素運動というと、皆さん、「ゼェーゼェー」「ハァーハァー」というイメージを持たれていませんか。しかし、心拍数が120より上に行くと、これは無酸素運動になります。つまり、キックボクシングは無酸素運動なんですね。無酸素の領域ですと、筋肉内のグリコーゲンを主原料として体は動いていきます。基礎代謝が上がっていく効果と心肺機能の向上が期待できます。では、有酸素運動は何かというと心拍数が120以下の運動、ウォーキングやエアロビクスなんです。有酸素運動をしばらく続けていくと、体は内蔵脂肪を燃やして動いていくようになりますので、ダイエット等にも効果的です。これにもちろん、息を上げることを目標とするならば、キックボクシングも取り入れることになります。その際も、生まれつき心肺機能には上下がありますので、様子を見ながら運動の強度を調整し、休む時間も決めていくのです。

二人三脚で一緒に取り組んでみませんか

現在来てくださっているお客様の年齢層は3歳〜80歳の方がキックボクシングと筋力トレーニングをされています。目的はそれぞれです。「いい体を作りたい」「痩せたい」「いつまでも健康でいたい」「取り組んでいる競技で結果を出したい」それから「1人では続けられないから」という方もいらっしゃいます。
私はトレーニングは二人三脚で行うものだと考えています。1人でできる、という方はなかなかいらっしゃらないですし、実は私自身もトレーナーさんについてもらっているんです。私は現在、ボディメイクの一つフィジークという競技に取り組んでいます。ビーチで際立つ身体を作る競技としてできて、バランスのとれた体型を求めるものです。自分のトレーニング方法などが間違っていないかを確認するため、トレーナーさんの指導を月に1回から2回仰いでいます。すると、新しい情報も入ってきますし、何より信頼する方からの言葉は、安心を得ることができ信じてトレーニングを行うことができます。会員の皆さんにとっても、私がそうした存在になれたらなと僭越ながら思います。そのためにも誰よりも勉強と実践が必要ですね。余談ですが、私が参加している団体APFのフィジークの全国大会が先だっておこなわれ、私はそこで全国11位となりました。人生を楽しんでいる40代を目指して来年はTOP3くらいになれれば、というのが現在の目標です。

地域のみなさんへメッセージ

新しい自分に出会ってみませんか。新しいチャレンジはきっと自信に変わります。いくつになっても人は変わっていけると思います。一人で不安な時は誰かの手を借りてもいいのではないでしょうか?僕たちがそのお手伝いをさせていただけたら幸いです。毎月3名様まで無料トレーニング体験も行っていますのでどうぞお気軽にご相談ください。

 

※上記記事は2023年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

UND1SPUTED JAPAN(アンディスピューテッド ジャパン) 杉本 拓磨 CEO

UND1SPUTED JAPAN(アンディスピューテッド ジャパン)杉本 拓磨 CEO TAKUMA SUGIMOTO

UND1SPUTED JAPAN(アンディスピューテッド ジャパン) 杉本 拓磨 CEO TAKUMA SUGIMOTO

  • 出身地: 愛知県
  • 趣味・特技: 読書、音楽鑑賞、カフェめぐり「甘いものに目がなくて(笑)」
  • 好きな本: 健康トレーニング系、ビジネス書
  • 好きな映画: 『マトリックス』『ラストサムライ』
  • 座右の銘: Trust myself
  • 好きな音楽・アーティスト: 2PAC/EMINEM/X JAPAN
  • 好きな場所・観光地: 「海が近いところ」/サンディエゴ、伊勢志摩、八丈島

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