山本 亜里沙 代表（大倉山ミュージックアカデミー)のインタビュー

幼いころから憧れていた音楽関係の仕事

ピアノとの出会いは5歳の幼稚園のころでした。習い事として始めたピアノは魅力的で、小学校の卒業文集には音楽関係の仕事をしたいと書いていたくらいでした！

ただ、中学校に入ると受験勉強のため、一度ピアノのレッスンを休止しました。勉強だけに集中した甲斐あって、志望校に入学し、高校生活を過ごしていましたが、やはり、大好きなピアノを弾きたいという気持ちが湧き、ピアノのレッスンを再開することに。その時に師事した先生が武蔵野音楽大学のご出身で、レッスンを重ねる度に、先生と同じ音楽大学へ進みたいという思いが募ってきたのです。私が通っていた高校から音楽大学へ進学する人は稀でしたが、子どものころから憧れていた音楽の道を改めて目指し、先生と同じ大学へ進学しました。大学を卒業するころには音楽教育への関心が深まり、教育大学の大学院に進んで専門的に学びました。就職は勉強した専門分野を活かすべく、幼稚園でピアノを教える仕事に就いて5年間続けていましたが、結婚を機に大倉山の自宅の一室でピアノ教室をスタート。生徒数が増えたことから、2020年8月に大倉山駅前のテナントを借りてこの大倉山ミュージックアカデミーを開校しました。

音楽の楽しさを伝えたい

まずは、音楽とは楽しむものであることを伝えたいと思っています。というのは、自分自身が幼少のころに受けたレッスンは厳しいものでしたから、小さいお子さまの中には、音楽の魅力を感じる前に、レッスンは厳しいもの、音楽は怖いものというイメージで遠ざかってしまうこともあると思ったのです。だからこそ、自分が作る音楽教室は、音楽の楽しさを教えたいと思っています。

また、ピアノは長く習うもので、例えば私がそうであったように、5歳から6年生までレッスンを受けるとすると、親以外に成長を見届けられる貴重な時間を一緒に過ごすわけです。これは大人であっても子どもであっても同じですが、そこには信頼が必要です。お子さまから見て、信頼される先生であることが大切で、同時に保護者の次くらいに頼ってもらえる関係でいたいと思っています。ですから、レッスンのときは教えることばかりにとらわれず、そのお子さまの気持ちを量って声をかけるようにし、何か伝えるときも否定からではなく、肯定から入るように心がけています。

当教室のモットーでもある「レッスンを通して自己肯定感を高めて生きる力を育てる」がベースですので、発表会では自分が弾きたい曲を選んでもらっています。発表会当日にみんなに聴いてもらい、練習の成果を認められるという成功体験をぜひ味わってもらいたいと思っています。

幅広い年代層の生徒さまに音楽の楽しさを伝えたい

教室には幅広い年代層の生徒さまがいらしていて、なんと0歳から70代の方まで学ばれています！0歳ではお母さまと一緒に音楽に合わせて体を動かしたりするリトミックに始まり、レッスンでは実際にピアノにも触れてもらいます。そして1歳からピアノも習えます。とはいっても、やはり小さいお子さまがずっとピアノに向かって集中するのは難しいので、途中で絵本を読んだりと、無理せずにピアノに慣れ親しんでもらっています。大人の生徒さまですと、保育士を目指したレッスンもありますし、人生を充実させる趣味として弾いている方もいらっしゃったり、本当に皆さまそれぞれの目標や楽しみをもって通われています。

私自身のモットーが“人生を楽しむ！”なので、生徒さまには音楽を通して人生を楽しんでもらいたいと思っています！

教室がホッとできる安全基地であるように

私たちの仕事は、年単位で生徒さまの成長を間近で見守ることができるとても素敵なお仕事です。

現代のお子さまは、習い事に塾に‥と大忙しです。また大人の方も、情報過多で、変化の早い現代に疲れている方も少なくありません。そんな中、生徒さまにとって、ホッとできる安全基地でありたいと思っています。

室内の内装にもこだわり、カフェのようにリラックスできる空間を心がけていますので、レッスンであるとともに、ホッとできる場所としていらしていただけると嬉しいです。

レッスンにご興味をお持ちの皆さまへ

原点は10年前に大倉山の小さなマンションの1室で始まりました。おかげさまで今は大倉山を代表するギリシャ調の素敵な建物で、素敵な生徒さま、先生に囲まれレッスンができていることにとても感謝しています。

さらに2023年は日吉にもオープンすることができました。こちらも日吉駅からすぐ、普通部通りに面している好立地です。どちらも東横沿線、そして港北区にございますので、これからも港北区の地域の皆さまに喜んでいただけるお教室にしていきたいです。

年齢、経験の有無は問いませんので、ぜひ、お気軽に一度体験レッスンにお越しください。お待ちしております！

※上記記事は2024年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。